ペットから家族へ
ひと昔前のペットは犬なら家の外の犬小屋にいて、番犬をするのが主な役割でした。
それがだんだんと家の中で暮らすようになり、次第にペットとよばれるようになっていったのです。
そして現在はペットよりもさらに身近な家族の意味をあらわす、コンパニオンアニマルという呼び名も定着するようになりました。
現在家庭で飼われている犬の数は、実に子どもの数よりも多いと言われています。
女性が社会で重要な地位につくと、子どもを作ることで積み上げてきたキャリアを失うことがあります。
男性の中にも子どもができると自分の趣味にあてる時間が持てないという理由から、子どもを作らない夫婦が増えています。
しかし二人だけでは寂しいということもあって、犬を飼うという選択をすることにつながっているのです。
犬はしっかりとしつけをすれば、留守中の家を守ってくれます。
一人で留守もできますし、帰宅時には尻尾を振って大喜びで迎えてくれます。
しかも一度結ばれた絆は切れることがなく、何より愛らしい姿が心を癒してくれるかけがえのない存在となります。
大切な家族の健康を守ってくれる動物病院
ペットを飼う人が増えるとともに、近年は動物病院もその数が増えてきています。
ホームページで獣医師や動物看護士を紹介し、治療方針や最新設備などの紹介を行っているところも多くあります。
広い駐車場を完備している動物病院は、大型犬を飼っている人には特にありがたいことですし、土日祝日に診療している動物病院も、飼い主にとって大変心強いとものです。
しかし初めてペットを飼った人にとって、どこの動物病院を選んだらいいのか大いに迷うことでしょう。
最近はペットショップに動物病院を併設していることも珍しくなくなりましたので、ペットショップで購入したならまずは併設の動物病院に行くのもおすすめです。
なぜおすすめかというと、ペットショップで売られているワンちゃんは、成長していくごとにワクチン接種をしなければなりません。
そのワクチン接種や健康管理を行っているのが併設の動物病院であり、そこの獣医師が一番良く健康状態を知っているからです。
犬は生後一定期間ごとに接種するワクチンを受けていないと、病気にかかるリスクがあるため散歩に出ることができません。
そのためまだ小さなうちに家族として迎えた場合、成長するごとにワクチン接種が必要となります。
どこの動物病院に行けばいいか迷っているなら、まずはペットショップ併設の動物病院に行ってみましょう。